肝生検の結果、GVHDだろうとのこと
皮膚の生検を取っても、肝臓の生検を取っても、白黒はっきりした回答は返ってこない。医師の話では、「GVHDだと思われるので、ステロイドの治療を始めましょう」とのこと。
とりあえず、新しい方針が決まったので、ま、それでいいか。笑
看護師の勉強をしている娘から、外来診療中にメールが入った。
娘「どんな感じ?」
私「今から骨髄穿刺(マルク)。再発は無いと思われるが、念の為とのこと」
娘には、夕方、家で詳しく説明した。
私「LDHは前回も高かったが、再発ではないと思われると言われた」
娘「LDHが高い場合、心筋梗塞とかも疑われるしね」
私「白血球の数はそんなに多くないし、blastも検出されていない」
娘「マルクの結果はいつ出るの?」
私「確定するのは1週間後くらい。2週間後の外来診療時に説明してくれる」
娘「今回、肝臓の不調がGVHDだと分かって良かったんじゃない?」
私「これまでと違う治療(ステロイド治療)が始まるので、正直ホッとしている」
娘「父さんは『他の人より回復が遅い』と気にしているようだけど、腹水が治り、頻脈が治り、
ひとつひとつ確実に良くなっていると感じる。
そして今回、肝不全がGVHDと診断されたということで、体内にたとえ生き残っている
がん細胞がいても、GVL効果で撲滅できると思えば、それで完璧じゃないかな」
私「大きな流れを見れば、そういうことだな」
娘「これで病気を完全にクリアできるね。まだまだ長いよ~、残りの人生!!」
娘に教えられた。
体調が一向に良くならない、再発の可能性がある、と目先のことに元気をなくしていた自分が恥ずかしい。
一日一日感謝の気持ちで前向きに過ごしていこうと思っていたのに、いつの間にか精神的に悪循環に陥っていた。
さ!一からやり直しだ!
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category - 【7】在宅療養の日々(2012/10-2013/4)
やばい!スポンサーサイトが出現!汗
最近、元気を無くしていました。理由は、二つ。
① 前回の血液検査で、肝機能の値の内LDHが最悪値を記録。
「次回の検査で改善が見られなければ『再発』の可能性も否定できないので骨髄穿刺をする」
と医師に言われた。
『再発』・・・もっとも恐れているこの二文字を耳にするだけで、
『死』を宣告されたような気分になる。
② かゆい!
全身がかゆい!夜、眠れない。
医師はGVHDではないと言うが、何でもいいから解決して欲しい。
内服薬、軟膏、いろいろ試してみたけど、全然ダメ。
でも、良い事も報告しておこう。
1.腹水 - いつの間にか完治!今、お腹は正常。通院は2週間に1度のみ。
2.頻脈 - おかげさまで完治!カテーテルアブレーションが大成功。ありがとうございました
3.ゾンビ顔 - かなり治った!
4.肝生検 - 2泊3日の処置は成功!結果は来週出る。
しかし・・・、「かゆみ」は拷問のように身体に取り付いている。
・かゆい→ 我慢できずに掻く→ 血が出る→ 傷口がヒリヒリする→ アズノール軟膏を塗る・
その繰り返し。
それが全身を覆っているため、まるで「有刺鉄線」を身にまとっているような感じなのだ。
一日3~4回、風呂に入るが、根本的にかゆみが無くならない限り、かゆみに殺されそうだ。
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